M5Stack 覚書(設定方法など)¶
注意¶
M5Stackは802.11aには対応していない。このため、11gでのWiFi接続が必要となる。
開発環境を作る¶
まず、M5Stack向けの開発環境を作る。
このページ の通り、VSCodeでの環境を揃えるのが最も早そう。
デバッグ用シリアルポートの準備¶
M5Stackはとても便利で、付属のUSB-Cポートを用いてUARTの通信もできるし FirmのUploadもできる。 しかし、シリアルポートは一度開いてしまうと、ロックしてしまうため、 upload -> UARTでのdebugのサイクルを繰り返そうとすると面倒である。 そこで、GPIOピンを用いたUART2を使ってデータ通信できるようにすると良い。
具体的に以下のように行う。
Hardware¶
CMOSレベルで通信できるシリアル を用意する。 次に、
GND <-> GND
GPIO 16番ピン(RX) <-> TX
GPIO 17番ピン(TX) <-> RX
で結線を行う
Software¶
#include <M5Stack.h>
HardwareSerial uart2(2);
void setup()
{
uart2.begin(9600);
uart2.println("");
}
のように行うことでuart2を使った出力ができる。 つまり、デバッグ用にUART2向けのCOMを開いておきながら、VSCodeからFirmをuploadできる。
upload portの指定¶
COMポートを複数持っている開発PCの場合、
serial.serialutil.SerialException: could not open port ‘COM10’: PermissionError(13, ‘アクセスが拒否されました。’, None, 5)
など、本来使ってほしくないポートでアップロード施行される場合がある。 この場合は、platformio.iniに
[env:m5stack-core-esp32]
platform = espressif32
board = m5stack-core-esp32
framework = arduino
upload_port=COM12 ; これ
などを追加してやる。